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2006年8月31日 (木)

かまぼこと日本人のおもてなし文化

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昔は不意にお客様がこられても、冷蔵庫にかまぼことわさびがあれば、簡単に皿の上に切って出せばお酒の肴ができたと重宝された時代があった。 しかし、現在では、こうした不意のお客様がこられて家庭でお酒や料理のおもてなしをするようなサザエさんのような家庭は少なくなってきて、かまぼこのそうした役割が減ってきたのではないかと思う。 
昔は亭主が外で働き、妻は家庭を守るという考えが一般的だったためにこのようなことができたのだが、現在のように共働き夫婦が増えると、とてもこのような不意の客を快く迎えることの出来る家庭は少ないと思われる。
むしろ、そういう場は完全に外食に置き換わっていってしまったものと考えられる。
しかしながら、居酒屋で”板わさ”を注文する人は僅かであり、”板わさ”がメニューにある居酒屋さんも少なくなってきたように思う。(私はわざと板わさを頼んでみたりするが.....笑)
かつてご馳走であった”かまぼこ”は最近では日常食に成り下がってしまった。大量生産によって希少性が失われたこともあるだろうし、多くの食品の中においては、その淡白な味わいが現代人、特に若者にとってはものたらないという感じになってきているのかもしれない。
どの家庭の冷蔵庫にも”かまぼこ”が一枚しのばせてあるというような過去の栄光の時代が戻ってこない限り、当分かまぼこの需要が低迷を打破することは難しいのかもしれない。
年金問題や、高齢化社会の到来などにより、家庭や家族のあり方にも多少の揺れ戻しがあるのではないかと私は考えている。 また、家族ぐるみのおつきあいができるような小さなコミュニティがあちこちで誕生してくることを祈っている。
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