懸賞論文 その9
(前号より続く)
平成12年度全国商工中金の懸賞論文(組合の活性化をテーマにしたもの)に私が応募して見事、金賞に輝いた論文の一節である。
組合職員の起業家精神...... 異業種との連携ネットを形成する。 Shop-maizuru.com
世もIT革命の時代に突入しているわけであるが、 インターネットが新聞紙上に出回った頃、 職員はこれに着目し、 96 年には自らの力で会社のホームページを作成する為に当時、 半分自費で自主的に大阪まで勉強に行くようになった。
しかし、 ネット上で商品の受注をするまでには、 社会的なインフラ整備と、 ネット機器の普及、 ネット人口の成長過渡期であり、 将来に対する投資という意味あいが強いのは事実である。
ホームページもここ舞鶴の地域ではいち早く立ち上げることが出来たが、 広告宣伝の意味あいだけが残るだけで、 途中で何のために費用をかけているのかわからなくなった。
現在では、 楽天市場などの新しいネットシステムで物が売られるようになったが、 全国の物産の中に出店してみても依然として、 地方の零細の組合の名前は、 なかなか人の関心をひくまでに至らないし、 アクセスの数もまともに見込めない現実につきあたった。
また、 いろんな維持管理に対する経費負担あるいは、 限られた職員の業務の配置にしても、 零細の体力では維持できないことから、 自分たちで、 地方の異業種を集めて、 小さなインターネットショッピングモールをつくることにしたのである。
サイトのネーミングも地方の特産品市場であることを特徴づけるために、 舞鶴の方言である 「ちゃった」 を活用して 『ちゃった Web 市場』 と名付け、 現在、 他のパンフや通販のカタログ、 広告などと連携しながら、 サイトのPRを実施しているところである。
これなども職員の起業家精神と夢をのせた新しい事業のはじまりである。
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