« 日本の食品産業は | トップページ | グルメ時代の矛盾 »

2007年8月28日 (火)

人口の減少問題とかまぼこ

 Photo_3
(MCEI 2005年末 百人百語に投稿した原稿である)
日本の人口構成は益々高齢少子化しており、人口そのものも減り始めてくる。
 伝統食品である蒲鉾を製造販売している我々にとっては予測されていたこととはいえ、非常に厳しい展開と言わざるを得ない。  当地でも人口動態に合わせて?廃業が続き、残った会社がなんとかやってゆけるという状況下にある。 一歩、地域を抜け出て都会に営業に出れば、全国規模の量販組織に買い叩かれ、海外に出ても、すでに世界中で練製品の現地生産がおこなわれ、商売としての妙味に欠ける。(日本をのぞく海外の練製品需要は右肩上がりの状態であるが)
 その中で、大量生産でないが、地域に密着し地道に利益をあげ続けている会社も多い。
 こうした元気な会社を見ていると、今の顧客をより大切にし、リピートを増やす以外に方法がないように思える。

>>舞鶴かまぼこのサイトはこちら

|

« 日本の食品産業は | トップページ | グルメ時代の矛盾 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。