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2007年10月 9日 (火)

食の安全・安心と環境問題(2)

(便利さの代償)
例えば、この自販機ですが、国内に設置されている自販機は、550万台で、その約48%(270万台)が飲料関係のKama_img_15
自販機です(50人に一人の割合です)。 
また、自販機での飲料関係の年間販売金額は約2兆7000億円になっています。 
一方、自販機全体の電力消費量は、約66億kwhで、国内の年間発電量の約0.6%程度です(日本自動販売機工業会資料)が、小生が活動している地域で考えると、関西電力美浜原子力発電所(3機分)の1年間の発電量(約70億kwh)に相当します。
日本人は、自販機の恩恵をたくさん受けていますが、その便利さには、原発1箇所分が必要という事実にも眼を向けるべきです。

同じく、エネルギー関連では、最近ガソリン代も上がっていますが、オイルショックの頃の話題として、トイレットペーパー騒ぎがテレビでも時々放映されていました。この頃は、NHKをはじめ民放でも深夜放送を自粛し、NHKは総合、教育ともに23時以降の放送を休止していましたし、NHK教育では、午後の数時間も放送を休止していました。また、ガソリンスタンドも日曜日は休業していましたが、これらの情報はほとんどテレビでは放映されていません。
逆に、食糧を原料としたバイオエタノールやバイオディーゼルの話題に集中しているようです。 国民一人当たりの油脂類の摂取量は1日17g(15歳以上の平均:国民栄養調査)ですが、1月で500gちょっとです。これを車のガソリンで考えると、5km程度しか走れません。 食品関連の仕事に従事してきた私には、食品原料から燃料を作る発想には、どうしてもなじめません。
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(雑誌「表面技術」 2007円年58巻9号 49-50P 著者:日本食品開発研究所 中塚正博※より引用)
※中塚正博氏は私の親友である。
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