MK-C開発秘話(1)
MK-C(グチ残さい利用エキス調味料)の開発の発案は、昭和58年の京都府中小企業団体中央会の補助事業として開催された「舞鶴蒲鉾需要拡大懇談会」にさかのぼる。
その委員の一人でもあった㈱日本食品開発研究所の故田中社長より「高級な生魚を使って、コストアップになるデメリットをいくらかでも減らすことを考えよ。まず、捨てるのに金がかかる残さい物を酵素分解してみてはどうか」との意見が出された。
さらに、白石カルシウムの鬼沢氏からは「生魚を使用し続けてきた舞鶴の特徴をさらに商品に反映するために、残さい物から調味成分を引き出し、商品の味付けに再利用してはどうか」との、さらに進んだご提言をいただいたのであった。
--------------------------------
MK-Cの開発では、私が平成5年(1993年)京都府知事より発明功労者表彰をうけた。
舞鶴かまぼこのサイトはこちら
よろず研究室だよりのサイトはこちら
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント