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2007年10月10日 (水)

MK-C開発秘話(8)

そのように出来た抽出エキスをさらに大阪に送り、そこで濃縮していただいて、舞鶴に送り返してもらうことにしていたが、いつまでもこんなことはしておれず、大阪の抽出エキスの製造工場を視察させていただいたりしていた。
かくして、温度制御など考えていた以上に設備投資が必要であることを痛感して、当初の計画は頓挫してしまっていたのである。
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かくして途方にくれたある日、また白石カルシウムの鬼沢氏が来られ、問題のあった煮沸濃縮工程を外部委託してはどうか?と提案してくださったので、すぐにその工場へ交渉に飛んだ。
その工場は、石巻にあり大手水産会社の子会社であった。そこで、早速、我々の開発した製法を説明し、次に実際に舞鶴からグチの残さい10トンを送り込み、エキス生成の一連のテストを実施していただいた。その際に、エキス抽出をする工程をすべて見学させていただき、自分たちがなんと無謀な計画をしていたのかと痛感した。 私たちが悪戦苦闘していたそれぞれの工程が見事に完璧にクリアーされていく様を見ながら、自分たちの考えのあさはかさを知った。
やはり、温度制御だけでも億単位の投資が必要になってくるのであった。
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MK-Cの開発では、私が平成5年(1993年)京都府知事より創意工夫発明功労者賞をうけた。
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