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2007年10月16日 (火)

韓国かまぼこ企業との交流記(その4)

■ホテルから㈱●● ●●工場へとむかった。
空港から、ホテル(ホテルRS=今年1月にできたばかりのホテルであり、場所はソウル市の隣の市になる。)まで運ばれ、ここにいったん大きな荷物を置いたあと、いよいよ●●㈱の●●工場に向かうことになった。 工場へ行くまでの道は、セントラルパークのような美しい公園の池のまわりを回っている道路(休日には外国から来た人であふれる観光地らしい)を通って、わざわざ遠回りして、工場まで連れていってもらった。
公園近くの道を抜けると、また幹線道路に出て、工場までの道はまた、広々としてきた。ここソウル近郊の道路は非常に広くゆったりと作ってあるので、道路はみな高速道路に思えてしまうくらいであった。 
相変わらず車の中で、案内人の李(リ-ソンホ)さんは中塚氏といろいろとコミュニケーションを繰り返して、気心が合ったようで、笑顔で語り合うまでになっていた。
しかも、●●工場に着いて、目の前にそびえたっている5階建の巨大なビルが、その工場だとわかったとたん、軽いめまいがした。「こんな大規模な工場にこれから入り込んで、私は彼らにどんな指導ができるのだろうか?」という不安と、おそらく主力になっているかもしれないカニ足ラインについての詳細なノウハウを持ち合わせていないことの不安が重なり、中塚氏の笑顔をよそにどんどんと顔がこわばってくるのを感じた。
李さんは、中塚氏にタバコを吸うか?と聞いてきた。 どうも、工場に入ると全館禁煙なので、ここで先にタバコを一服吸ってから、工場に入るのだと言う。
私はタバコは全く吸わないので、二人が談笑しながら、ゆっくりとタバコを美味しそうに吸うのをしばらく黙って見つめているしか仕方なかった。
ハングル語で工場入り口の看板に大きな字が書かれていて、その内容はわからなかったが、ISO9001やHACCPというような数字が見えたので、この工場はすでにHACCPやISOを取得しているのだということがわかった。中塚氏もこれを見て、さすがに「おいおい、我々に指導できるようなことがあるんだろか?」と冗談まぎれに私に言うので、よけいに不安になってきた。 アシアナ航空の飛行機が遅れたことにより工場到着の時間も予定よりも1時間以上遅れたことから、工場に着いたのは夕方の五時近くであったことから、初日の打ち合わせの時間も相当遅くなりそうに感じた。
手前の大きなビルは原料冷凍庫などの施設であることが後でわかった。その裏には工場棟がコの字型にあり、地上3階建ての工場になっていて、私たちは最初、その工場の3階部分にある研修室のようなところに案内された。(しかし翌日、この工場は地下2階から製造ラインがあることを知り、結局5階建て構造であることを知った。)
そこで、英語を中心に明日以降のスケジュールの打ち合わせをした。
しばらくして、工場の製造責任者のソクヨンハ氏と工場長のキムヨンホ氏を紹介された。
工場長は人当たりのいい感じの方で、ソクヨンハ氏は少し気が強そうに感じた。最初から名刺交換したのは工場長だけであった。(だが、今回の出張中で私が一番仲良くなれたと感じたのは、意外にも初日に名刺交換が一方通行だったソクヨンハ氏だった。)
とにかく、あちらのスケジュール表にあわせなければならなかったが、中塚氏と相談して、正直に“ミスター辻の会社では、板かまぼこ、あげもの、ちくわ、それに原料の生すりみしか生産していないので、カニ足ラインに関しては、指導できない。魚肉ソーセージのラインについては、以前に丸大食品で開発部門にいた経験があるので、指導はできるだろう”と英語で説明してもらった。 あちらからの、スケジュールでは、朝から夕方近くまで工場に入って、我々が直接、現地で技術指導をすることになっていたが、1日しか時間がないため、事前に私に投げかけられている技術的な問題の解決方法や、工場を見た後での我々の意見や改良点などのアドバイス、上席をいれた新製品開発の話などの時間を持つと、それでは時間が足らなくなるということで、彼らとの意見調整し、2日目の工場視察指導の時間は、午前中いっぱいで終えることに変更した。
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