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2007年10月 9日 (火)

食の安全・安心と環境問題(5)

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天然物は様々な成分から成り立っています。 季節変動や産地によってもその組成は変わりますので、個々の成分を特定し、その内容を100%明らかにするのは、至難の業です。 安心できますが、安全を保障できる範囲が限られます。
しかし、何十年、何百年前からの食経験のある素材は、素材そのものの安全性・安心感は歴史が証明しています。食の歴史が古いほど、その素材自体の安全性は高いと判断できます。ただし、栽培方法、例えば未認可の農薬を使用した場合、素材自体は安心ですが、付着物が不安材料となります。
一方、日本人として食経験の歴史が浅いものについては、未知の部分があり、充分な評価がなされていない場合もあります。南米や中国、インドの民間伝承ハーブにアルカロイドなどが含まれている例がその一つです。
 一方、「合成品については不安だ」という意見も多いのですが、化学的合成法の場合、製法管理上、純度検定もしっかりと行っていますので、含有しているもの組成が明らかです。 つまり、危険の範囲が限られますので、リスク管理がしやすいということがあります。例えば、商品規格書作成時には、遺伝子組み換え、アレルギーなどの記載に際し、天然物由来品の場合、トレーサビリティーと言う点で、多少の不安が残りますが、ビタミン類などの合成品では、GMOとかアレルギー物質は完全に「該当外」となります。
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(雑誌「表面技術」 2007年58巻9号 49-50P 著者:日本食品開発研究所 中塚正博※より引用)
※中塚正博氏は私の親友である。
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